Brilliant Corners

「大好きなもの、大切なもの」
よかった、すごーくいいお話だったです！
もしかしたらいままででベストエピソードかもしれない
あまりアイドルという側面は語られなくて、むしろやよいの家族ドラマが中心で、それに家族兄妹の葛藤を抱えた伊織をうまくからめて、定石といえばそうなんだけど、王道の安定感で大満足でした
伊織のPへのツンデレもポイント高かったし、もやし祭りも和気あいあいとしてて心が和みましたね〜

各キャラの掘り下げということでは、今回のやよいと伊織の背景にあるものが克明に描かれてました
冒頭のお屋敷訪問リポーターに対する伊織の苛立ちはそのままやよいの弟の感情なんですよね
そんな弟の気持ちを理解することが、家族のためにアイドルで成功したいというやよいの原動力を裏付けており、やよいEDを引き立てていました
いままでどちらかというと目立たないやよいでしたが、今回のお話ですごくキャラが立ち、お嬢様アイドルの伊織と対になるような大家族庶民アイドルとして地位を確立しました
お金はないけど、貧乏を売りにしないところがすごく前向きで好感度高く、ある種の矜持すら感じさせ、このへんがフィクションとしての強みですよね
伊織が高らかに宣言するプライドなるものの輝きこそ、リアルでは失われつつある美しさかもしれないです

http://blog.livedoor.jp/kuma_road51/archives/52324346.html