電脳コイル 第26話
「ヤサコとイサコ」
最終回でした〜
う〜ん、ちょっと惜しいというか物足りないというか
綺麗にまとまっていましたが、
アニメ的な盛り上がりに欠ける気がしました
ヤサコが呼びかけ、イサコがそれに答えて現世に帰ってくる
このあたりに、もう少し絵を動かしてドキドキハラハラさせる演出が欲しかったです
説明的なセリフが多いのは、やっぱり尺が足りなかったのですかね〜
それでも素晴らしいアニメだったことには変わりありません
いつもヤサコが悪夢のように見ていた鳥居の階段が、
光につつまれヤサコと手をつなぐ場所だったのは感動しました!
ミチコさんがもしイリーガルだったら、それはどんな感情から生まれたのか?
ハラケン「初恋…かな」
恥ずかしいセリフ禁止(*/∀\*)イヤン
てゆうかそんな胸キュンのレモン味ではないと思います
もっと人間の無意識はドロドロした欲望にまみれてますから
恋愛がエゴイズムと支配欲にまみれた闘争であることを知るのは、
ハラケンもヤサコもまだ幼い
でもジュヴナイルだから、綺麗にまとめましょうね〜
ミチコさんはユング心理学のグレートマザーですね
なんの苦しみも痛みもない母に抱かれた状態
傷ついた心を癒すために医療用途に生み出された空間が暴走したのです
エヴァと同じで、電脳医療はよくわからないものを使っているから、
こうした事故が起きるのでしょう
それにしてもデンスケとの再会と別れが泣けた(´;ω;`)
同時にそれは幼年時代の自分との別れなんですね〜
イサコにとっての兄が、ヤサコにおけるデンスケの存在なんだ
家族を別れて自分一人で生きていく(精神的に)のが、この物語のメインテーマと言っていいでしょう
精神的に自立しているからこそ、他人と心を通いあわせることができるんですね
イサコは去り、デンスケは消えてしまった
ちょっとさびしい感じのラストの余韻が素敵です
スタッフ、キャストのみなさん、
すばらしい作品をありがとうございましたm(_ _)m
最近のコメント